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11/19 SALT + TOKU + GEN @STB139

SALT + TOKU + GEN @STB139
塩谷哲(pf) / TOKU(vo. flu) / 大儀見元(perc)

ソルトクゲン。この3人でやるライブは3年ぶりだそうです。
(以下、ネタばれあり)

セットリスト

People Make The World Go Round (The Stylistics)
Bud Powell (Chick Corea)
La Vie En Rose
I Can't Help It (Stevie Wonder)
Obsession (Rafael Hernandez)
Ruby Baby (The Drifters)

Evidence (Thelonious Monk?) / TOKU & 大儀見元
One Moment of Love (TOKU) / TOKU & 塩谷哲
Camino Contigo (SIDE BY SIDE (WE GO)/塩谷哲) / 塩谷哲 & 大儀見元
ヘビーローテーション (AKB48)
Send One Your Love (Stevie Wonder)
Blackbird (The Beatles)
星の夜 (塩谷哲)

This Boy (The Beatles)
Flying Shoes (塩谷哲)

ひと言で言うなら。
ビシッとかっこいい演奏、歌、コーラス。
そして、ゆるいトーク。

TOKUさんの声にゾクゾクし、大儀見さんのパーカッションの迫力と絶妙なタイミングでの楽器の鳴らし方、SALTさんの多彩なピアノ。
SALTさんと大儀見さんにTOKUさんが絶大なる信頼感を持って、自由に漂っている。そんな印象です。

「People Meke...」
まず、ピアノ(以下、P)とパーカッション(以下、Perc)が真ん中に立つTOKUさんに向かい、TOKUさんの声と一緒になって「ドン!」と塊になってこちらに発せられる。
TOKUさんの声はもともと湿っているのでこの曲も夜の雰囲気。でも真っ暗闇ではなくて月の光のような光が感じられる。その光が次第に広がっていく。

「Bud Powell」
ガラッと変わって明るく軽快な感じ。メロディはTOKUさんのフリューゲルホルン(以下、Fl)がメイン。ラテン入ってはずみまくり遊びまくるピアノに絶妙なタイミングで入ってくるPerc。どう揺らしても動じない、絶対的な信頼感。そこにFlのメロディが飛行機雲のように流れていく。

「La Vie En Rose」
以前、SALTさんが「スタジオパークからこんにちは」に出演したときにもTOKUさんとデュオで演奏した曲。ゆったり演奏されることが多い気がするけど、このSALTさんアレンジは、明るいブラジリアン、って感じでちょっと「大人のかわいさ」な雰囲気。中盤はガラッと雰囲気変えてゆったりと、キラキラしたピアノ。
この対比もいいっ。好きっ。

「I Can't Help It」
TOKUさんが今年出した、全編スティービー・ワンダーの曲をカバーしたアルバムから。
しっとりとした甘いTOKUさんの声。といってもベタベタな甘さじゃなくて、どこかクール。
それをPとPercがぐいぐいっと前に、そして下から上に押し出す感じ。この後押しの中で歌声が漂っていく。さぞ気持ちいいだろうな。

「Obsession」
大儀見さんが歌うスペイン語の曲。大儀見さんの声が色っぽい。でもくどくはない。表面はさらっとした感じ。赤ワインのようなルビーのような色。胸に秘めているものが熱い、赤い。淡々としたvoが、かえってそれを強く感じさせる。

「Ruby Baby」
リズムを感じながらゆったりと音に体を預けるような、ドナルド・フェイゲンが「Nightfly」でやっていたバージョンと、ちょっとスピード上げて軽く走ってみます、って感じのSALTさんアレンジのバージョンがミックス。一瞬でガラッと世界を変えてみせる。

2部の最初は、ふたりずつ3つの組み合わせを順番に。

「Evidence」(..という曲だと思います。以前もこのユニットでやっていた)
まずは大儀見さんとTOKUさんのFl。スカッとするような歯切れのいいコンガと、短い音を投げ、それをつなげて流していくようなFl。
Flが前を見てぐんぐん進んでいくところ、つかず離れずの位置で距離を取りながら、という感じのコンガ。そのコンガの音がそこにあることが、どれだけ心地よくて安心することか!という気がします。

「One Moment of Love」
TOKUさんが以前出したアルバムの中で、SALTさんとDuoでやっている曲。先に歌詞があって、TOKUさんがSALTさんのフレージングをイメージしながら作曲したという曲。
それだけにすごくSALTさんのピアノが生きていて、いい曲。うすい赤紫色のような、じわっとあたたかくぬくもりを感じさせる。

「Camino Contigo」
SALTさんの曲「Side by Side (We Go)」に大儀見さんがスペイン語の歌詞をつけて歌う。ゆるやかで、しあわせで、あたたかい。オリジナルの雰囲気そのまま。
いい季節の風を感じながら、そのあたたかい空気が広がっていくようだ。

「ヘビーローテーション」
これをTOKUさんが歌う!AKBの曲とは全く違う、ボサノバ風のゆったりとした雰囲気。「SALTさんのアレンジすばらしい!
そして、ちょっと照れが入りながらも時々振付をしながら歌うTOKUさん。この曲だとわかったときの客席の反応ったら!ウケてました。
「ロ~テ~ショ~ン♪」というコーラスが入り、さらにウケる。あら、いい曲じゃないの」とか思ってしまう。

このユニット、これからAKBならぬ「STG」と言うそうですsweat01

「Send One Your Love」
この曲もスティービーのカバー。PとPercと歌が自分の周りにさらさらと風のように取り巻き、最初は淡い色だったものが次第に強い色になってさらに大きく包みこまれる。そう、そこにギューッと圧縮したような、より強い気持ちがこめられているみたい。
個人的にこの曲のTOKUさんのVoがかなりグッときました。

「Blackbird」
大儀見さんがメインで歌うビートルズのナンバー。シャキッと、パキッとしたPとPerc。そして空に向かって高らかに響いていくようなFl。間奏でのSALTさんと大儀見さんの掛け合いが、もう、かっこいい。熱くてビシビシきます。
大儀見さんのPercは、大地を通じて体の中から湧き上がってくる音。そんな気がした。

「星の夜」
このユニットでやるときには必ず演奏している曲。TOKUさんが大好きな曲だということで「歌い継いで日本の音楽シーンに残して行きましょう」と言うと、SALTさんが「作曲者冥利につきます」と。

以前はTOKUさんがほとんど歌っていたと思うのですが、今回は3人がパートごとにソロで歌って歌い継いでいきます。なので、SALTさんが歌うところが俄然増えている、はず。
「...もっと強い祈りをこめたピアノを弾く」というところ、ここはSALTさんが歌うべき、だよね。いや、歌ってくれてうれしいぞ。

アンコール
TOKUさん、大儀見さんがギターを抱えて出てくる。
「これからトリオ漫才やりまーす。元でーす。」「TOKUでーす。」とか言いながら(笑)
SALTさんはパーカション!

「This Boy」
This Boy = この小僧(笑) これもビートルズの曲で、のっけからガンガン3人でハモってます。きれい~。
1日目に大儀見さんが言ってましたが、3人の声質が合うらしく、3人で歌って録音したものを聴いたときに「よくねぇ~?俺たち、ハモってんじゃねぇ~?」だったそうで。
で、最後だけ「This boy~♪」の部分を「この小僧~♪」と歌うというおまけつき(笑)

「Flying Shoes」
この曲もTOKUさんが「大好き。」なんだそうで譜面なくても大丈夫なくらいらしいです。
この曲、ほんとに明るくて生き生きしていて、しあわせな気持ちになります。


このユニット、STGですが(笑)、コーラスグループということで(笑)
3人とも歌ってます。コーラスもたくさん入ります。
演奏はすばらしい。そしてトーク(特にSALTさんと大儀見さんが)がゆるくて、TOKUさんがマジで笑ってしまうという場面もいくつか。
でもTOKUさんは「それも含めておふたりとやるのがうれしい」のだそうです。

もう、めちゃめちゃ楽しい。

名古屋、大阪と回って、最後12/2にさいたまでまたコンサート。
この人たちがやるかっこいいAKB、見て見たい方は、ぜひ。


以前、スタジオパークに出たときのSALTさんとTOKUさんの演奏がYou Tubeに上がってました。
思い出してニヤニヤしてください。ステキですよheart

『La Vie En Rose』塩谷哲 x TOKU


そして、TOKUさんのスティービーのカバーアルバムと、SALTさんとのDuo「One Moment of Love」が入っているアルバムも、いいですよwink

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コメント

3年ぶりを感じさせないさすがの絆!!2日間堪能しましたね。
ここにおじゃまして、「よくねぇ~?俺たち、ハモってんじゃねぇ~?」という元さんのフレーズを(抑揚まで)思い出し、またニヤニヤしてしまいました。いつもレポありがとうございます。

投稿: hiro | 2011.11.20 09:15

STG 凄く楽しかったですね!!音のすばらしさとトークのゆるさにさらに磨きがかかって。レポートありがとうございます。

残念ながらこちらでは聴けませんけど、大阪のFM802で、SALT+TOKU+GEN ライブが放送されます。

BINTANG GARDEN (ゲスト:塩谷哲さん)
2011年11月20日(日) 深夜25:00 FM802

GENさんが希望していたように、誰かがアップ、、(自粛)

2部1曲目 Thelonius Monk / Evidence で合ってますよ。
「AKB48/ヘビーローテーション」の公式PVを見て、STGとのギャップに倒れそうになりましたが(笑)、素敵なアレンジでしたね。
大好きな「Side by Side (We Go)」が「Camino Contigo」となって新しい生命を持ったのが嬉しかったです。Saltさんの弾き語りバージョンも聴いてみたいです!?

投稿: かんの | 2011.11.20 10:20

>hiroさん
楽しかったですよね~happy01heart04
「よくねぇ~?俺たち、ハモってんじゃねぇ~?」と言ったのは1日目だったと思いますが、なぜか大儀見さんが「~ねぇ?」という口調でしゃべってましたよね。
もう、いちいちおもしろいsmile

投稿: めい | 2011.11.20 21:59

>かんのさん
さすが、STGですよね!
「Camino Contigo」は、STGでしか聞けませんから!

投稿: めい | 2011.11.20 22:00

うわ~!なんかいろんな曲やってておいしいですね!
私がまあまあ酔っていて覚えてないからか、AKBのインパクトが強すぎて他の記憶がぶっとんだのか分かんないですけど、名古屋ブルノではやってないなぁって曲が結構あります。

「星の夜」と「Flying Shoes」すっごく好きで、どっちもめちゃくちゃよかったです!
「Send One Your Love」ほんとに素敵な曲!うっとりですね~♪
「This Boy」のハーモニーもとてもよかったです!

ただ、若干、ソルトさんが「STG!」って連呼しまくってて「もうわかったってば」って突っ込みそうになりました(笑)

大阪も楽しんできてくださいね~☆

投稿: くぅ | 2011.11.25 22:55

>くぅさん
STBは通しなので曲数は多いんですよwink
大阪ではすっかり最初から「STG! STG!」でしたよ(笑)
あー、それにしても楽しかったhappy01

投稿: めい | 2011.11.27 22:15

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