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6/15 「TOKYU MUSIC LIVE」

Sn3k0023

塩谷哲プロデュース / ピアノが誘う、アコースティックなひととき
「TOKYU MUSIC LIVE」@Bunkamuraオーチャードホール
塩谷哲(pf)
上妻宏光 / 松たか子 / 宮沢和史
キャラメルバンド:田中義人(g) / 井上陽介(b) / 坂田学(ds) / カルロス菅野(perc)

私自身はハズれたんですけど...友達に声かけてもらって見に行くことができました。
行けてよかった...heart
すばらしいライブでしたhappy01

セットリスト
= 1部 =
1. Morning Bliss (saltソロ)
2. ラプソディ (AGA-SHIO)
3. 田原坂 (AGA-SHIO)
4. Shufflin' City (AGA-SHIO、キャラメルバンド)
5. home (松たか子、salt)
6. 真昼の月 (松たか子、上妻宏光、salt)
7. 黄昏のビギン (松たか子、salt & キャラメルバンド)
8. みんなひとり (松たか子、salt & キャラメルバンド)

= 2部 =
9. Skinny Dipper (salt & キャラメルバンド)
10. からたち野道 (宮沢和史、salt & キャラメルバンド)
11. みだれ髪 (宮沢和史、salt)
12. イパネマの娘 (宮沢和史、salt & キャラメルバンド)
13. 島唄 (宮沢和史、上妻宏光、salt & キャラメルバンド)
14. 風になりたい (宮沢和史、上妻宏光、松たか子、salt & キャラメルバンド)

= アンコール =
15. Life with You (saltソロ)

saltさんは、ますます大きくなりましたね。
そして、この日出演されたアーティストの方々、みなさんすばらしかった。

まずはsaltさんがひとりで「Morning Bliss」。
静かに扉が開いてこれから何かが始まる、というわくわくした感じ。はじまりにふさわしい。

最初のゲストは上妻さん。
去年AGA-SHIOでヨーロッパ、アフリカツアーに行って、坂本ろうま、だの、カイロでカイロだの、と「saltさん、ユーモアのある方なんですよ」「いきなりその話ですか!(笑)」。
「ラプソディ」のパン、パン、と叩きつけるような雰囲気、そして「田原坂」の雨にぬれてしっとりとした雰囲気。ふたりでまったく違った世界を見せる。
「田原坂」は民謡ですが、この「日本独特の文化」がこの日のキーワードにもなっていきます。

「Shufflin' City」は、AGA-SHIOのツアーでもやっていましたが、今回はバンド。バンドの中に三味線が入っても三味線だけが突出しているわけではなく、まったく違和感がないところがさすがです。かっこいい。

松たか子さん。
1曲目は「home」。松さんの声は透明感があって、静かにじわーっと広がってしみていきます。かわいらしくもあり、強さもある。

続いてはsaltさんリクエスト。この曲、なかなかステージでやることがなく、で今回初めてだそうです。上妻さんも参加して、3人でのアンサンブル。
タイトルは「真昼の月」ですが、夜の海のような静かに波打つピアノと、やわらかい月の光のような三味線。静かな中にざわざわと波立つ気持ち、そんな歌声。

松さんリクエスト、「私自身もチャレンジしようと思って」と選んできたのが「黄昏のビギン」。「昭和の人間なので...」と、昭和の名曲。何年か前にCMでちあきなおみさんが歌っているのが流れて話題になってました。この曲はバンドで。
この曲、なつかしいような新しいような。きれいなメロディと美しいことば。
いい曲というのはちゃんと残っていくものですね。松さんは曲を大事に丁寧に歌っている。

竹内まりやさんが書いたという「みんなひとり」。
この曲での松さんは、まっすぐにポーンと声を投げかける。すーっと、まっすぐに。その、まっすぐ、が次第に強い力になり、いつのまにか胸にしみている。歌声に力があり、そしてあたたかさがある。
やっぱりいいですね~、松さん。

第2部
最初はバンドだけで「Skinny Dipper」。
曲の最初はさsaltさんと陽介さんの掛け合い。このふたりですから、間違いない。
ライブでやるときとメンバーが違うので、それよりもうちょっと重い感じ。

そして、この曲といったら義人さん、でしょう。
いつも思うけれど、義人さんは曲自体を大きくとらえ、またどんなバンドでやっていてもそのバンドにおける自分の立ち位置がしっかりわかっていて、ソロなんだけどそのバンドの中で前に出過ぎないソロを弾く。いいねぇ、義人さん。

最後のほうで、ドラムとパーカッションの掛け合い。カルロスさんはティンバレス叩いてたかな。叩きものダブル。これもいいですねぇ。
個人的に、坂田さんのドラムは静かな中で暴れている、そんな感じが好きです。

そして、宮沢和史さん。
saltさんと曲作りの話とかから始まったのですが、私、MIYAさんのしゃべる声、すごく好きなのでいきなりドキドキします。

「からたち野道」。THE BOOMの古い曲です(1993年の曲でした)。
MIYAさんの歌声、第一声からぐぐーっと引きこまれます。なんなんだ、この吸引力のすごさ。
この曲、歌詞はいたってシンプルで、メロディもシンプル。そしてMIYAさんの声。
その世界感が人を引き付けて離さないんだろう、と思わせる。
歌声は力強く、そしてバンドの演奏もシンプルで歌声をさらに前に出す。

MIYAさんは、「昔はロックにあこがれてかっこいいと思っていたけれど、外国でコンサートするようになって、日本の曲は何を聞いたらいいかと

聞かれて、少し考えると美空ひばりさんなんですよ。日本の音楽に背を向けて生きてきたけれど、これからはそれにも目を向けていこうと思ってます。」

ということで選んできたのが、美空ひばりさんの「みだれ髪」。
加藤登紀子さんがカバーしたバージョン(島健さんがアレンジしたそうです)、タンゴバージョンでsaltさんとふたりで。
スパッ、ザッ、ザッと刻む、強くて重くて、でも軽さも感じるピアノに、MIYAさんの色っぽい、艶っぽい声。タンゴもあり、だな。ひばりさんの曲、いいんだ。こういう曲も歌ってたんだな、と再確認。

つづいてはガラット変わってバンドで「イパネマの娘」。
今度のMIYAさんは、軽い、さらーっと風が吹いていくような歌声。この雰囲気の違いったら。
義人さんのアコギがきいてます。

MIYAさんと上妻さんが一緒にやったらいいな~、と思ってたら、ほんとにやってくれた「島唄」。
沖縄の三線と、津軽の太竿三味線。これを一緒に聴くのも初めてだ。三味線のほうが音が太いのね。
そしてやっぱり、シンプルな歌詞とシンプルなメロディ。
それが名曲たるゆえん。そして声の力。曲のもつ力。
間奏では上妻さん→saltさん→MIYAさん→saltさん、と繰り返される。いやぁ、ドキドキしますね。

すごい力がある。すごい歌だな。

最後は全員で「風になりたい」。
歌詞がバックに写し出されたのですが、知っている歌詞なのにこの時期に見るとなんだか違って見える。元気になれる気がする。
サンバ調の曲なので、みなさん楽しそうに歌ってる。ドラムとパーカッションの掛け合いの場面では、みなさん片手にシェイカーやらバンデイロを持っている。松さんとMIYAさんは一緒になって踊ってる。
楽しく明るい気分で本編終了。

アンコール。
saltさんがひとりで。「ひとりひとりの力は小さいけれど、なにかに向かっていく力はすごく強いと実感できました。僕らは音楽を届けることしかできないけれど、これからも続けていこうと思っています。

そして「Life with You」。
やさしいだけじゃなくて、強いね。
あったかい気持ちが残りました。

すばらしいコンサートをありがとう。

思うに、いい曲というのは、シンプルな歌詞、シンプルで美しいメロディ。
これが一番ですね。
そういう曲こそこちら聴き手の心にすーっと入ってくるし、
それが心にずっと残るものなんですね。

松さんが「昭和の名曲」「昭和の香り」とか言ってましたけど、名曲としてずっと残っているものは、得てしてそういうものなのかも。
アレンジでごまかされるようなものではない、曲自体に力がある。

「黄昏のビギン」だったり、美空ひばりさんの「みだれ髪」だったり。
あらためて聴いてみたいと思いました。
宮沢さんの「からたち野道」とか「島唄」「風になりたい」もやっぱりいい曲だよな~と実感しました。

演奏にしても、今回のようなアコースティックな編成だとその音色だったり、演奏する側の気持ちもより強く伝わってくる気がします。

ステージのバックに、今回出演されたアーティストの方が撮った写真が映しだされていました。
どの方の写真もすごくいいんです。

それを見ていて思ったのですが、みなさん視野が広いんです。
目の前の景色だけでなく、その奥にあるものまでもちゃんと見ている、というのかな。
そういう奥行きの深さが、歌や演奏にも表れているように思いました。

**** 追加
ライブレポートアップしました。
こちらへどうぞ→「TOKYU MUSIC LIVE

また、今回のライブ模様は、FMラジオ局 被災地エリアで放送されます。
radikoでも聞けるそうです。

放送予定
8/7(日) 19:00~19/55 FM青森、ふくしまFM
    20:00~20:55 FM栃木

8/14(日) 19:00~19/55 FM岩手、FM仙台


8月末まで、SALTさんからの被災地への応援メッセージとこのコンサートの一部が、下記ホームページから動画で見られま
す。

東急グループHP





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