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塩谷哲ソロピアノ@さくらホール

塩谷哲ソロピアノコンサート 2011 in Tokyo  @さくらホール

渋谷にある、さくらホールは昨年できたばかりの新しいホール。
できたて、という感じのにおいがしますね。

ピアノはSTEINWAY。
SALTさんは、ますます肩の力が抜けていい感じみたいですhappy01heart

・That's The Way Life Goes / 塩谷哲
・La Dolce Vita (映画「甘い生活」より)/ Nino Rota
・Romeo And Juliet (映画「ロミオとジュリエット」より)/ Nino Rota
・Delicious Breeze / 塩谷哲
・Three Views of A Secret / Jaco Pastrius

・The Dew of Life / 塩谷哲
・即興演奏「さくらホール」
・Mingle Jingle / 塩谷哲
・Always And Forever / Pat Metheny
・Spanish Waltz / 塩谷哲

Enc
・Take The "A" Train / Duke Ellington
・Preciousness / 塩谷哲

明日、1/30にBS-hiで放送される「ミュージックガーデン」という番組で、SALTさんが初めて司会を担当するsmilesign03

そのときの衣装ということで(Tシャツからしてコム・デ・ギャルソンかな?)
Tシャツに短めのダボッとしたパンツにオレンジっぽいソックス、ジャケット、というスタイル。(TVで確認してくださいね)
イメチェンsmile??

「That's The Way Life Goes」
ゆるく流すところと、しっかりと足を踏みしめて歩くように弾くところ。
いろんな音を出しながら、今日のピアノ、ホールと向き合って「さぁ、どんな音を響かせてくれるのかな?」と問いかけているみたい。

BS-hiの番組でイタリア映画音楽の巨匠、ニーノ・ロータを特集する、ということでニーノ・ロータが作った曲の中から、映画「甘い生活」から「La Dolce Vita」。
左手が低いところで動き、右手はまったく違う動きを高いところ、低いところ、真ん中あたり、でする。
そして合間に強い音がガシガシ。
軽快さと緊張感のある、不思議な曲。

続けて、「誰でも知ってる曲」ということで「ロミオとジュリエット」。
これがもう、音が少なくてもぐーっとつかまれる、じわりじわりとくる切なさ、というのかな。
静かに抱えた思いがぐっとわきあがって、それを流し、また静かに心に押し込める。
そんな感じ。しみました。

ニーノ・ロータは、映像から音楽を作るのではなく、映画監督と話をしながら「この場面ではこんな曲」という風に作っていった。いい時代だった。
ニーノ・ロータという人は、映画音楽の巨匠というだけではなくイタリアの音楽大学の学長を務めたという人で、クラシックの交響曲やオペラを作ったりしたとか。

「Delicious Breeze」
がらっと変わって涼しげな風と、かろやかでウキウキうするような気持ちが交錯する。
SALTさんを見ていると、体と心とピアノが一体化しているんだな、と思う。
考えながら弾く、ということではなくて、感じながら弾いているんだな、というのがすごくよくわかる。
その感じが最近さらに強くなったと思います。
弾き終わって笑顔、だし。

「Three Views of A Secret」
ワタシ的には今日のこの曲、すごく好きでした。
ふわふわしたような雲の上、空に飛行機雲のようにメロディが浮かび上がっているところと
大地に根ざすようなどっしりとした、生命力にあふれているようなメロディが流れる部分と。
最後は大地に深くメロディがしみこんでいくように。

休憩をはさみ、ニーノ・ロータはおしまい、ということで衣装替え。

「The Dew of LIfe」
今日は最初から力強かったです。
最近のSALTさんは、受身ではなく、能動的な印象が強いです。
水の流れだとすると、以前よりもその流れが太く、速くなってます。
自分の思うようにその流れを作り出していく強さを感じます。

ニーノ・ロータは今年生誕100周年だとか。
「僕も生誕50周年のときは何かしようかな(笑)」

即興演奏「さくらホール」
「新しいホールということで、音がしみこんでないんです。
不思議なもので音がしみこんでいって変わってくるんです。
しみこんでいく壁に反射させるような、響きを楽しむような感じで」
このとおり、ポン、ポン、と音を叩いてその反射を確かめるように。
静かな音、強い和音を響かせて余韻を楽しむ。
宇宙空間に静かに音を飛ばしていくように。
細胞分裂を繰り返していくようにすごい勢いで細かく音をきざむ。
音を連打する。静かにきざむ。
いろんな音を飛ばしてました。

「Mingle Jingle」しばらく落ち着いて。
最初は静かに、走っているのを客観的にながめている。
そのうちいつの間にかその中に入って一緒になって走っている。
それでも追い立てられるのではなくて、余裕を見せながら楽しみながら走っている。気持ちが、感情が先にある。
ここでも能動的だ。
プラスのオーラが全開。

「Always And Forever」
ゆらゆらとした感情の起伏。ぐーっとしめつけられるようなメロディ。
メロディが水の粒々みたい。それが心にしみこんでたまっていって水になるから重く感じるようだ。白とグレーの濃淡のような世界。

「Spanish Waltz」
ここでまたガラッと変わる。ズシズシと強い音。
表面上は平気そうでも手を触れたらすごく熱い。
自分の根底にある熱さ、それをしっかりと受け止めていて、自分から出していこうとする強さ。
音が強い、熱い、深い。すごく深い。
一瞬見せるSALTさんの表情も怖いぐらいだ。
聞いているこちらの気持ちも熱くなってくる。
会場の温度も上がったようだ。

アンコール
「今年最初のソロピアノということで感覚があいて、ちょっと不安もありました。自分がピアノを弾くということが自然になってきました。
自分じゃわからないんですよ。ほんとにみなさん楽しんでくれてるのかな、って」
楽しんでますってconfidentnote

娘さんが学校で金管バンドをやっていて(バンドの仲間が聴きにきていたようです)、そこでこれからやるらしい曲「やってみるね」ということで、
「A列車で行こう」
こういう曲をSALTさんがやるのはめずらしいですね。

最後に「音楽対する感謝の気持ち」ということで「Preciousness」。
シンプルなメロディに、少ない音なのに、ぐっとしみますね。。。

SALTさん、とてもラクな感じで弾いてましたね。
ピアノとSALTさん自身が一体化しているようです。
ニーノ・ロータの曲、映画音楽を弾くのはめずらしいので新鮮でしたね。

そういえば、明日の番組ではイタリアのオペラ歌手の方にインタビューしたそうですが、この方、台本あるのにそんなのおかまいなしによくしゃべる。
とかで、それでも進行しなくちゃいけないので「ところで、〇〇についてなんですけど」と唐突に話を変えたりしたので、どういう編集になっているのかご本人も楽しみらしいです。

新しいホールですが音の響きはいいようです。
ただ、MCの声が聞きにくかったですね。それだけ残念。


さぁ。2011年のSALTさん、始まりましたよhappy01

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