« Makoto Ozone featuring No Name Horses @BN東京 その2 | トップページ | 「幻奏夜」@オーチャードホール その2 »

「幻奏夜」@オーチャードホール その1

塩谷哲 produce 「幻奏夜」
塩谷哲 X 村治佳織 X 河村隆一
9/9() Bunkamuraオーチャードホール

塩谷哲グループ:田中義人 (gt) / 井上陽介 (b) / 田中栄二 (dr) / 海沼正利 (per)

去年、docomoのイベントだったか、このメンバーで岡山とか広島でコンサートが行われました。(docomo使ってないし…当然見ていません…)
今回はベースが陽介さんに変わっています。

ちょっと不思議な組み合わせですよね。ということで、演奏された曲もSALTさんのオリジナルを始め、JAZZ、ラテン、クラシック、と多様で楽しめました。

1
Delicious Breeze / 塩谷哲グループ
Mr. Madonna / 塩谷哲グループ
・タンゴ・アン・スカイ (ローラン・ディアンス) / 村治佳織 
・ティアーズ・イン・ヘヴン (エリック・クラプトン) /村治佳織 
・ザ・ウェイ・ウィー・ワー 追憶 (M.ハムリッシュ) /村治佳織 
・主よ、人の望みの喜びよ (J. S. バッハ) /村治佳織、塩谷哲
Azami () (田中義人) /村治佳織、塩谷哲
Evening Haze (田中義人) / 塩谷哲グループ

2
Skinny-Dipper (田中義人) / 塩谷哲グループ
・あこがれのリオデジャネイロ /塩谷哲グループ
The Dew of Life / 塩谷哲
Love is (河村隆一) /河村隆一、塩谷哲
Brilliant Stars (河村隆一) /河村隆一、塩谷哲グループ
・抱きしめて (河村隆一) /河村隆一、塩谷哲グループ
・緑の詩 (河村隆一) /河村隆一、塩谷哲グループ

アンコール
・見上げてごらん夜の星を

まず、最初は塩谷グループです。
このメンバーの演奏を聴くのもひさしぶり。なにかと話題の義人さんも()たぶん、前に聞いたときも同じことを思ったのですが、 バンドの音がぎゅっ、と凝縮したと思います。
バンドとしての音、が確立されているのかな。さらに今回は陽介さんでしょ、遊び心があるでしょ?

なんだかとっても演奏している人達が楽しそうなんですよ。SALTさんがMCで「このメンバーで演奏してると楽しくてしょうがない」と言ってたんですが、ステージの上で笑顔が飛び交い、すごくいい雰囲気です。

村治さんは、初めて生で見ました&聴きました。

赤いロングドレスで、スカートの左側にだけギャザーというか、布地をぎゅっと縫い縮めたような模様?ひだが入っていて、ウエスト部分にだけ黒いレース、腕には黒の手袋、ではなくアームカバーですか。手袋だとギター弾けないし。
スカートの左に模様があるので、髪は右側にまとめていました。きれーい。

最初はソロで、「タンゴ・アン・スカイ」。アン・スカイというのは「ニセ革」(だったと思う)という意味で、「パリに住んでるアルゼンチンの人ではない人が作ったタンゴなんだそうです。横に流れるメロディと、ザッ、ザッと刻む音が、たて糸と横糸でタペストリーを紡いでいくようです。根底には情熱が感じられます。

「ティアーズ・イン・ヘブン」は一転して、白の世界。

最初は思いを静かに上に向かって投げていき、途中上に向かって投げた思いを手元に引き寄せ両手でやわらかく包み、それをまた最後に静かに上にすーっと投げていく…そんな世界。

「追憶」はね~、やっぱり名曲ですよ。

最初、音をミュートして(響かせないようにして)メロディだけ奏でるんですけど、これだけでグググーッときますよ。そしてアルペジオの音の細かさや強さでうねりを作り出します。
あぁ、ステキです。

SALTさんと一緒に「主よ、人の望みの喜びよ」。

聴いているほうも背筋がスッとのびてしまうかのような崇高さ。
この曲は透明な世界で、すごーく天井が高く感じます。

アルバムではSALTさんと義人さんが演奏している「Azami ()」を、村治さんと。

またがらっと変わって、自然のあたたかさをじんわりと感じます。ピアノがやわらかな日ざしのように降り注ぎ、花が風にゆれている。ギターはその風かな。花の色が風に移って、その色のまま風がやさしく吹いていくよう…その風景を、なぜか、手に触れてはいけない、それをただながめるだけにしていたい、そんな気がしました。

最後はまたバンドだけで「Evening Haze」。この曲大好き。

この曲って、「HAZE」ですから、夕方の空が刻一刻と変化していく様子、が浮かぶんですね。
だから、2色だったり、3色だったりが完全に混ざりきらずに、1つの色、ふたつめの色、そしてそれが混ざった色が同時に存在している。

個々の演奏には激しさも感じるんだけど、曲全体を離れて見ると、大きくゆっくりと動いている、という印象です。その大きく回しているのが、ギターだったり、ピアノだったり。ギターだけになるところでは色がまざってすべらかに感じられたり。
最後のピアノの音がかたくてしっかりした音で、その混ざり合った色の中に沈みきらないでちゃんと存在している、感じ。

私、義人さんの作る曲好きかも。

ここで1部終了。

つづく。。。

|
|

« Makoto Ozone featuring No Name Horses @BN東京 その2 | トップページ | 「幻奏夜」@オーチャードホール その2 »

salt」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144322/49406048

この記事へのトラックバック一覧です: 「幻奏夜」@オーチャードホール その1:

« Makoto Ozone featuring No Name Horses @BN東京 その2 | トップページ | 「幻奏夜」@オーチャードホール その2 »