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パリ日記 その3

さて。いよいよAGA-SHIOライブです。

Imgp1216

パリからちらっと書いたとおり、
ワタクシ、開演時間に遅れて前半をほとんど見逃す、というありえないことをやらかしましてcoldsweats01sweat01

あー、2日間あってよかったsweat01
←こちら、ホールに貼られていたチラシ。

Imgp1281

こちらが会場。
エッフェル塔の近くにある、パリ日本文化会館。

写真を大きくしてもらうと写ってるのですが、この場所「PLACE de KYOTO」と言います。
ここだけ京都?

Imgp1214 この会館の地下3階にホールがあります。
ロビーには大きな和太鼓があったりして、建物はモダンなのにここだけ日本。不思議な空間です。

これは「AGA-SHIO DUO」と書いてありますが、ステージの左右には「ピアノ」「三味線」と書かれた垂れ幕が下がっていました。
どなたか関係者の知り合いに書道家の方がいて、その方に書いてもらったそうです。「これが欲しい」と言ってきた外国人の方もいたらしいですよ。

SALTさんのブログにも写ってましたが、この垂れ幕はAGA-SHIOとともに各地を回っているようです。

さて。肝心のライブです。

私たちの席は、真ん中よりも後ろだったので全体が見渡せる位置にいたのですが、現地の方の反応はストレートですね。
いいと思ったらすごく反応して拍手してくれるし。
あー、いい演奏したらちゃんと伝わるんだなぁって、思いました。

私の前にいた外人さんは、演奏がすすむにつれ身体が前のめりになってました。
それって入り込んで聴いててくれてる、ってことですよね?

なんか、日本人であるがゆえに、どこか客観的に観ている自分がいました。

すごいと思いました。
堂々としてました。

それでも1日目は若干緊張感もあるのかな?と思ったおふたりでしたが(SALTさん、声出ないしsweat01)、2日目にはまた音が変わっている気がしてビックリしました。

いい緊張感もありながら、もっと音が寄り添ってる?これはステージを重ねるごとにそうなっているのかな。
会場のせいなのか、空気の違いなのか、三味線の音はよりパン、パン、と強く前に出てくる気がしたし、ピアノもよく響いていましたね。

2日目は、地元で活動しているレバノン出身のマルチアーティスト、ABAJIさんとの共演もありました。
2部の途中、まず「田原坂」で尺八のような楽器(clarinette en banbou、と書いてあったので竹で出来たクラリネット??)で参加。遠目から見た限り、尺八のような吹き方をされていたようです。形状も音も似てましたから、この曲のちょっと湿ったようなさびしげな雰囲気に合っていました。

続いての曲(3人での即興演奏だったようです!)では、ABAJIさんがウードに持ち替えます。全体にスパニッシュ風な、静かに熱い、そんな感じ。
しだいに盛り上がっていく中で、ABAJIさんの歌声(フラメンコの歌い手が朗々を歌うというか声を響かせる、あの感じ)も絡み、3つの楽器がそれぞれ大きなうねりを作り出し、互いに近づくと「バチッ」と火花が散るような、そんな緊張感もありました。
おもしろかったですね。

2部の最初には、上妻さんの「津軽よされ節」、SALTさんの「二つのメヌエット」がソロで演奏されました。
三味線という楽器が作りだす、太くて強い線。そこから感じる強いビート。
初めて聴く方はビックリしたんじゃないかな。

上妻さんはここで
「たぶん、この楽器を見るのは初めての方も多いと思います。これは太竿、という楽器です。弦は3本、フレットはなし。
そしてこのバチというもので打楽器のように叩く楽器は世界でも珍しいと思います。

日本の民謡は、歌い手さんによってキーを変えていく、西洋の楽器と合わせるのにチューニングがすごく難しいんです。とても狂いやすい楽器なので、つまらなくて音を合わせているんじゃなくて、曲のために合わせていいるんです。みなさん、気になさらないように(笑)
(1曲ごとにチューニングをしているので...)」

こんなお話をされていました。
つづくSALTさんは、

「15年以上前、オルケスタ・デ・ラ・ルスでパリに来ました。これは、日本人のサルサバンドだったんですけど、中南米とか行って、来てたんです。パリでの休日、ひとりでノートルダム大聖堂に入ったんです。その時に、何時間も動けなくなっちゃったんです。

たぶん、学生がパイプオルガンの練習をしていて、「あれは俺だ」って思ったんです。それから何回かパリに来てますが、いつも懐かしいと感じます。
フォーレとかドビュッシーとか、フランスの音楽が好きだったというのも、納得できたんです。
そうか、ぼくはパリジャンなんだ。」

と、なぜ「前世パリジャン」なのか?という説明をして、ウケてましたsmilegood
そのあと、バッハ(が作ったと言われていた)「二つのメヌエット」の説明をしていく中で、通訳の方の「バッキュ(バッハ、をフランス語で言うとこうなるらしい)」という単語にやたらと食いついて、これがまたウケてましたgood

ここで「二つのメヌエット」を演奏した、というのも、おそらくだれもが耳にしたことのある曲がこんなに変わるんだよ、というのがわかりやすく伝わったんじゃないかと思います。
実際、このときすごく拍手もらってましたからwink

アンコールでは、1日目では本編で演奏されていた「涙の記憶」。
そして、ふたたびABAJIさんが加わって1曲また即興演奏。
ABAJIさんはここでまた違う楽器を持っていたはず(たぶん、BOUZOUKI)。

わたしのメモによると。
三味線の作り出す風が熱い。
それより少しだけクールなABAJIさんの音。
ピアノは、そのふたつを下から押し上げるように、下から熱い風を送る。
3つの嵐のように、三つ巴で、最後まで熱かった。
ゾクッとしたー。

と書いてあります。
終わった時はすごく拍手が起こってました。立ち上がって拍手されている方もいらっしゃいました。
大成功、でしょうhappy02note

Imgp1360こちら、
AGA-SHIOの海外向けCDです。
(リッキーさんが売ってましたwink

中身は日本で売っているものと同じ。

Imgp1361_2外見のデザインと、CD盤の模様が違いますね。
日本、が強調されているようなデザインになってます。
中に英語の解説が書かれておりました。

終演後、CD購入された方にはサイン会があり。
結構売れてたみたいですwink


上妻さんの特設サイトに、この日のレポートが載っていますので、あわせてご覧下さい。
こちらです

この日出演されていた、ABAJIさんのMy Spaceはこちら
(視聴、You Tubeの映像もありました)

ワタクシのライブレポはこちらです

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