編鐘
「編鐘(へんしょう)」という楽器をご存知でしょうか。
もともとは中国の楽器。楽器としてだけでなく、祭器としても使われていたそう。大きさも人が入れるぐらいのものまであり、何人かで演奏されていたそうです。
仏壇にある「おりん」ってあるでしょ。
お線香たてて、拝む前に「チ~ン」って鳴らすやつ。
あれをさかさまにしてつるさげてあって、それが大小さまざまの大きさで音階がついている、という形状。
いろいろ調べていたら、「中国のカリヨン」という表現がありました。そんな感じですかね。
そんな編鐘を聞く機会がありました。
長谷川有機子さんという方の演奏会です。
(長谷川さんのHP 有機音工房 ここで編鐘の写真も見られます)
とーってもめずらしい楽器なので、これを演奏するのは長谷川さんぐらいらしいのです。だから、この音を生で聞けるのはなかなかないことなのですよ(プチ自慢
)
今回は、長谷川さんのコンサートに私のピアノの先生がパーカッションとリトミックで参加する、ということでこんなにめったにない機会にめぐりあえたのです。
長谷川さんが使っている編鐘は「久乗編鐘」が作った、中国の編鐘をもとにして、それに12音階をつけたもの。青銅でできています。音は、まさに「おりん」そのものです。
それはそれは
きれい
な音です。
「おりん」の、あの音で12音階ができてます。
いままで聞いたことのないような音色です。どこか「ほわわ~ん
」と飛んで行きそうな気分。
ここ
でちょっとだけ聞けます![]()
長谷川さんは、よく自然から感じたものを音楽にされているそうで、今回も「鴨川の岸辺」だったり「大山の山々」だったり、京都の大原を流れる風の旋律だったり、そういったものからできた曲でしたね。
そういう曲を聴いていると、不思議と「風」や「水」に音がついてたらこんな感じなのかな、と思いました。
おもしろいのは、打楽器だとよく最後は音を響かせないで、手で触って響きを止めたりするでしょ。そうじゃなくて、最後は大体、音が自然に消えていくのを待っていることが多かったですね。
だから、音の余韻が「すーっ...」と自然に消えていく。
どこからかやってきた風が、いつのまにかまたどこかに通り過ぎていくように...
だから余計に「自然」を感じたのかな。
先生が参加していたリトミックも、この楽器が中国からきたもののせいなのか、いつもとちょっと違ってアジアチックな動きもあり、さらに音と動きが一体化、いや動きは音そのもの、なんですがね![]()
おもしろかった。
「編鐘」、この楽器、ちょっと覚えててくださいね。
どこかで聞く機会があったら、ぜひぜひ![]()
![]()
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