中川英二郎 with 小曽根真
「スーパーデュオプレミアムコンサート」紀尾井ホール
中川英二郎(tb) / 小曽根真(pf)
トロンボーンとピアノのデュオだなんて珍しい。
というか、トロンボーンだけをじっくり聴くなんて初めてのことだ。
さ、中川英二郎さんのアルバム「E」。
中川さんは、小曽根さんの「No Name Horses」のメンバーで、私もNNHで初めて知ったトロンボーンプレイヤー。
その中川さんのアルバムですが、これがよい!
クラシックからラテン、ジャズ、いろいろ入ってます。
そして、このアルバムにも参加している、小曽根さんとのデュエットだー!
期待通り(^-^)
いやいや。
トロンボーンという楽器が、これほどまでにいろんな可能性がある楽器だったとは!
中川さんだから、なのかもしれませんがね。
基本的に、トロンボーンはやわらかい音が出る楽器でございますが、その中でも強い音、鋭い音から、やわらかくてやさしい音まで、曲ごとにいろんな音を聞かせてくれます。
中川さんのオリジナルもいいですよ。
アルバムでは大儀見元(perc)も参加している、すがすがしさを感じる「Into The Sky」。「これから」を感じると言っていた「Journey of A Rose」とかね。
さらに、一緒にやるのが小曽根さんですから。
小曽根さんという人は、自分の個性も出しながら、人のいいところを引き出す、そんな演奏ができる方なので、ふたりでひとつ、になってる。そこは互いのリスペクトもあり、信頼関係の上に成り立っているものなのだろうけど。小曽根さんの曲「You Are Not Alone」もジーン、としたなぁ。
あ、今度のNNHのアルバムにも入るらしい「No Strings Attached」なんて、ビッグバンド用のアレンジなのにふたりでやってた。違和感ないし。。うへぇ。
バッハの「G線上のアリア」もやっちゃうんですよ。
クラシックを安易にポップス調にアレンジするのって好きじゃないんだけど、そこはこのおふたりなので、「もともとの曲は壊さず」このふたりがやる「G線上のアリア」なんですよ。ライブでやると、そこにさらにアドリブも入っちゃうんだけど。おもしろい。
またまたさらに。
モンティの「チャルダッシュ」。曲名だけだと知らないかもしれないけれど、浅田真央ちゃんが去年のフリーに使っていた民族音楽的なヴァイオリンの曲ですよ。(だから、この曲聞いてると真央ちゃんがくるくる回っているイメージがするのね(^_^;))これ、動きが早いし、ヴァイオリンだけでも結構難しいだろうと思うんだけど、このメロディをトロンボーンがやっちゃう!なんてこと!すごいのよ、中川さん!
おまけに、小曽根さんもピアノで弾いちゃうんだわ...早い、早い。
勢いを感じて、ステージからわーっと風が吹いて来たみたいだったわ。はぁー、すげー。
ということで、中川さんのアルバムも聞いてみてくださーい。
ここで「チャルダッシュ」聞けますよ。
そうだ。小曽根さんは今やってるドラマ「あしたの喜多善男」の音楽をやってるんですけど、そのテーマソングも弾いてくれたのだ。これいい曲なんですよねぇ。ドラマ見ながら音楽ばっかり気になっちゃう(^^ゞ
おまけ。
私は後ろのほうにいたのでまったく気づかなかったのだが、SALTさんも見に来ていたのだ。
中川さんのお父さまは、トランペットでデキシーランドジャズとかやってるそうなのだが、中川さんと小曽根さんの原点、ってことでデキシーランドの「インディアナ」という曲と、その曲と同じコード進行でチャーリー・パーカーが作った「ドナ・リー」をアンコールでやってくれたのだ。
で、中川さんが客席に降りて「?」と思っていたら、SALTさんをステージに引っ張ってきた。
いつものごとく、また弾かされるのである、SALTさんは(笑)
それでもできちゃうからなー、この人。また小曽根さんと一緒のいすに座って、位置を入れ替え変わりながら弾いていた。
またおもしろいものを見せてもらった(^O^)
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